園のサイトが「保護されていません」と表示される理由と、まず確認したいこと
他の園のホームページを見ていて、ふと自分の園のサイトを開いたら、
アドレスバーに「保護されていません」という表示が出ていた——。
そんな経験はありませんか。
※こんな感じの画面です
「うちのサイト、何かまずいことになっているのでは」と不安になりますが、
多くの場合、慌てるような話ではありません。
この記事では、その意味と、まず何をすればいいかを、専門用語を使わずにお伝えします。
そもそも「保護されていません」って何?
一言でいうと、「サイトとの通信が暗号化されていません」というブラウザからの注意表示です。
本来サイトには、通信内容を守る「鍵」のような仕組み(SSL証明書といいます)が
備わっているのが標準的です。
この鍵が設定されていない、あるいは期限切れになっていると、
ブラウザが「保護されていません」と表示します。
入力フォームでの個人情報のやり取りなどに関わる話ですが、
表示が出たからといって、即座にサイトが乗っ取られているとか、
情報が漏れているという意味ではありません。
なぜ放置されてしまうのか
私がこれまで見てきた園のサイトでは、「誰も知らなかった」というケースが一番多い印象です。
数年前に業者に作ってもらったきり、担当者が異動や退職で入れ替わり、
表示の意味を知る人が誰もいなくなっていた。
よくあることです。管理体制が悪いわけではなく、単純に知る機会がなかっただけ、
というのが実際のところだと思います。
放置するとどうなるか
一番の影響は、保護者や見学希望者がサイトを開いたときに、
ブラウザの警告表示を見て不安を感じてしまうことです。
園の内容とは関係のないところで、印象を損ねてしまうのはもったいない話です。
また、Google などの検索エンジンも、この表示があるサイトを評価しにくい傾向があります。
せっかく発信している情報が、検索に出づらくなっている可能性もあります。
まず確認できること
- サイトのアドレスが「http://」から始まっていないか(本来は「https://」が正しい形です)
- サイトを管理・制作した業者や担当者に、いつから表示が出ているか確認する
- サイトのレンタルサーバーの管理画面に、SSL証明書の設定項目がないか見てみる
多くの場合、レンタルサーバー側の設定変更だけで解決します。
ただし、サーバーやサイトの構成によって手順が異なるため、
判断に迷う場合は無理に自分で触らず、詳しい方に確認することをおすすめします。
最後にひとこと
「保護されていません」の表示は、見た瞬間はドキッとしますが、
原因が分かればほとんどの場合、対処自体は難しくありません。
「うちのサイト、これで合っているのか不安」という段階でのご相談も歓迎です。
元保育園長のデザイナーが、現場目線で一緒に確認します。
「他にも気づいていない問題があるかも」と不安な方には、
保育園デジタル経営診断(90分・5,500円税込)で、園全体の状況を一緒に整理することもできます。


