子どもや園の写真をSNSに載せていい?保護者の同意はどこまで必要?

園のSNSやホームページに写真を載せたい。
でも、使える写真が「後ろ姿」と「手元」ばかりで、思うように魅力が伝えられない——。
そんなもどかしさを感じたことはありませんか。

実はこれ、私自身が園長時代にまさに直面していたことです。

正直に言うと、私は同意を取れていませんでした

恥ずかしながら、私が園長をしていたころ、
保護者からきちんとした形で「SNS・ホームページへの写真掲載」の
同意を取ることができていませんでした。

「トラブルになったら困る」という不安から、結局、顔がはっきり写った写真は使えず、
後ろ姿や手元だけの写真でなんとか発信を続けていました。
伝えたい保育の様子はたくさんあるのに、見せられる写真が限られてしまう。
あのもどかしさは、今でもよく覚えています。

同意を取ることは、実は一番強い広報活動

あとになって気づいたのは、写真の同意を取ることは、手間や義務ではなく、
園にとって一番強い広報活動になるということです。

今の時代、SNSやホームページといったWeb媒体は、園にとって最も影響力のある「広告」です。
自分たちの保育に自信があるなら、それを堂々と見せることが一番の近道になります。
保護者の方々が、日々の保育の様子や園の頑張りをきちんと理解してくれていれば、
写真掲載にも快く協力してくれるはずです。

そして、その発信を見た方が「この園に入園させたい」と感じてくれる。
掲載の同意が、園の魅力を伝える力になり、その力が次の入園希望につながっていく。
この好循環こそが、同意を取ることの一番の価値だと、今なら思います。

今からでも整えられる、同意の取り方

理想的なのは、入園の際に、写真掲載についての同意をきちんと取っておくことです。
今から始める場合も、次のようなポイントを押さえておくと進めやすくなります。

  • 「顔出し可」「後ろ姿・手元のみ可」「不可」など、選べる形にする
  • 兄弟が写り込む可能性がある行事写真は、扱いを別途明記しておく
  • 一度同意をもらった後も、「いつでも変更できます」と伝えておく

全員から同意をもらうのは、正直、簡単なことではないかもしれません。
ですが、「なぜ写真を載せたいのか」「どんな魅力を伝えたいのか」を丁寧に伝えることが、
協力してもらえるかどうかの分かれ目になると感じています。

最後にひとこと

あの頃の自分に、この記事を読ませてあげたいと思っています。

「うちの園は、写真の同意周りをどう整えたらいいか分からない」という段階のご相談も歓迎です。
現場の悩みも込みで、一緒に考えます。

写真の扱いも含めて「園の発信、どう整えるか」をまとめて相談したい方には、
保育園デジタル経営診断(90分・5,500円税込)もご用意しています。